2009年08月11日

意義ある映画「未来の食卓」

★★★★★映画として観るならばごく普通のドキュメンタリーかもしれません。しかし、とても意義のある作品です。製作意図がストレートに伝わってきます。

豊かな日本でも、食卓の全てをオーガニックにするのは大変です。
食材を調達することが大変ですし、値段も高いです。
意外だったのは、アレルギーを持つお母さんたちがわが子のために働き掛けたのではなく、村長さんが始めたということです。

この映画では給食のことしか描かれていませんが、この村長さんは、きっと政治家としても優れた人物なのではないかと思います。
時代の先端を行く村長さんに、最初は村の人たちはちょっと困惑気味。これは食から始まる村の健康改革です。人々は食事以外のことでも身体に悪いものを見分けるようになっていきます。

子どもたちと給食係の大人との会話が楽しいです。
授業で野菜を育てたら、食べ物を大事にする子になりますね。

日本でも学校給食に疑問を持つ人は多く、学校に改革を求めたり、子どもに学校の給食を食べさせないで、手作りの弁当を持参させるお母さんも結構いるそうです。子どもがアトピーで給食が合わないという理由だけではないのです。

きっとそういう人たちは、この村に移住したくなるでしょう。
移住は無理でもしばらくホームステイしたくなります。
私ももし結婚して子どもが生まれたら、こんな安全な給食の出る学校に子どもを通わせたいです。
食がしっかりしている学校なら、きっと先生や子どもの精神も安定していて、イジメも少なく、学力も向上すると思います。

農薬の恐ろしさを本当に知っているのは農薬を扱っている人です。
農薬散布する夫の身体を気遣う奥さんがとても不安そうでした。
様々な病気の原因であるという決定的な証拠はありませんが、関連は明らかだと思います。

真面目な内容ですが、風景など美しく明るい映像で、子どもたちの様子にほのぼのしてきますし、未来の食卓へ希望が持てる、素晴らしいドキュメンタリー映画でした。

posted by ゆい at 10:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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