2009年01月07日

さくらんぼ 母ときた道

★★★★母の愛が大きすぎて、泣いてしまいました。
知的障害者の母を恥ずかしいと思う娘の気持ちもよくわかります。
本当はそんなこと問題じゃなくて、お母さんが大好きなのに。
お母さんをもっともっと愛したいのに、もういない。

実の親子でないことは全く問題にならず、母性本能の塊のような母親です。 それは女性にもともと備わっているのでしょうか。 私にはないかもしれません…。

中国の田舎の様子、自然の美しさが目にまぶしいほどでした。

中国の貧しさと有名な一人っ子政策。
それは過去のことで、今はもう、だいぶ変わってきたのでしょうね。
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秋深き

★★★原作が織田作之助ということで、古風な味わいを期待して観ましたが、現代的な作品でした。

哀愁漂うコメディでした。
美人ホステスが風采の上がらない教師と結婚。
お金目当てではないにしろ、この人なら、きっと大事にしてくれて、決して私を捨てたりはしないだろうという打算。
それくらいのこと、女性なら当然考えます。

そして夫の方は、せっかく結婚できたのに、
どうしてこんな美人が自分と結婚してくれたのか、
うれしいながらも不安な日々。

妻に病気が見つかって、夫があわてふためき、健康食品やおまじないに散財するのは、バカバカしいけれど、家族や自分が病気に悩んだことのある人なら理解できる話です。
医者に宣告されたら万事休す。藁をもつかむ心境なのですから。
「そんなので治るはずがない。」「もし治ったらどうする?」
これは、経験者ならわかるはずです。

この映画は、この夫婦だけで十分じゃないかと思いました。
その他の登場人物の話題はどれも中途半端で余計でした。
映画の二人芝居、一人芝居があってもよいのでは?

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私がクマにキレた理由(わけ)

★★★きっと原作の方が面白いのだろうと想像しました。人間観察っぽく、ドキュメンタリータッチで解説するところなど、いちいち現実に引き戻されて、逆効果のような気がしました。

主人公は就職に失敗し、なぜか子守になってしまいます。
子育ての経験も、知識もないのに。
私には絶対出来ません。家庭教師も続きませんでした!
子どもは生意気にもこちらが雇われていることを十分知っています。

この主人公には興味がわきませんでした。
その代り、セレブママには興味津津。
食事やおやつはオーガニックな食品で。
ジャンクフードは食べない。
主婦業より習い事やエステの自分磨きで忙しい。
それって、私そのものじゃないですか。

私は独身というところが大きく違いますが、
きっと私も結婚したら、こんなオバカ主婦になりそうです。
セレブな生活ができるかどうかは別として…。

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ラストゲーム 最後の早慶戦

★★★★実話とのことで、私も何度か聞いたことがありましたが、詳しくは知りませんでした。

戦時中、のん気に野球なんて、許されないことだったのでしょう。
中学生も工場などへ駆り出される中、高校生ならまだしも、大人と変わらない大学生が、野球をしている姿はあまり見よいものではありません。

それは、現代でも同じです。
中卒、高卒でも就職している人はいます。
大学を出て就職しても、失業してる人も多いです。
サラリーマンも残業、休日出勤で疲れています。

そういう人たちが、大学生のサークル活動と称してのお祭り行為や、繁華街での飲み会やナンパ行為など見たら、あまり面白くないはずです。
しかし、大学生も彼らなりに頑張っています。 中には完全すねかじりタイプもいますが、たいていはアルバイトをしています。
遊んでいるけれど、勉強もするし、やることもやっています。
就職したらできないことを、今だからこそ、やっているのです。
しかし、一見、遊んでいるようにしか見えません。
確かに私はのん気に遊んでばかりいましたが…すみません。

世の中が切羽詰まってくると、芸術、スポーツなどの活動に影響が出るのでしょう。 
米が買えないのに絵なんか買わない。
従業員にボーナスも出せないのに、スポーツになど出資できない。

私なんて、戦時中ならばナマケモノの非国民です。
身体が弱いから、畑仕事も荷物運びも出来ません。

自由な活動ができるのは、世の中が平和で余裕があればこそ。
今の平和をかみしめ、昔の大学生に思いをはせた作品でした。

印象に残ったのは主人公の母親役の富司純子です。
学徒出陣が迫っているからこそ、息子たちに好きなことをやらせてやりたい。 その悲しみが伝わってきました。
 

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2008年12月22日

ザ・ローリング・ストーンズ/シャイン・ア・ライト

★★★★★ミック・ジャガー最高です。 私はファンでも何でもありません。 ローリング・ストーンズなんて今までよく知りませんでした。 あやしいオジサンバンドだという知識しかなかったのです。
でも、現役の伝説バンドってどんな感じかと観に行ったら、もうすごいのなんの。 となりの席の人もノッってました。

今まで聞いたことのあるメロディが、このグループの曲だったんだと初めて知りました。

いろいろ悪い噂もあるバンドですが、悪いことをいくらやっても、仕事の出来が良ければ許される、そんな芸能界の甘さもちょっと理解できました。

音楽性より、バンドの勢いがすごくて、スーパースターのオーラを感じました。 ヒューマン・パワーのご利益がありそうな気がします。

ホントにビックリのめっけもんでした。 だからって、今後の来日公演に行ってみようなんて思わないですよ。 高いですからね。 映画でこんなに間近で見られてよかった。 映画の方がスタジアム公演よりずっとよくわかるはずです。
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ヤング@ハート

★★★★高齢も高齢、死が間近にある老人たちのコーラス隊。
パワフルな歌声に圧倒されました。

みんな俳優ではないのに、受け答えの言葉も表情も味わいがあり、さすがだと思いました。

指揮者のプロデュース力もすごい。 さりげなく自分よりずっと年上の素人たちを引っ張り、プロにしてしまったのです。

聴く人に勇気と元気を与えてくれる、素晴らしいステージでした。
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青い鳥

★★★★地味な学校モノですけれど、よかったです。大柄な阿部寛が目立たない臨時教師役に何故かはまっていました。 だんだん存在感を増していく様子に、彼の力を感じました。

子どもたちがもう忘れたいと思っていた過去のイジメを掘り起こしてしまう村内。 気持ちの中でちゃんとケジメをつけることを教えてくれたのです。

なかなかここまでやる教師はいないでしょう。 学校側は反省文や反省会で終わった気でいる…早く終わらせたいと思っているのです。

村内の言葉は深く鋭い。 職場では煙たがられる存在だと思います。熱意がなくてはできないことです。 臨時教師だからこそできることもあるのだと感じました。 
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言えない秘密

★★★★ジェイ・チョウの繊細で豊かな才能を感じました。

ピアノが素晴らしいのはもちろんですが、ストーリー展開の面白さに引き込まれました。ちょっと分かりにくいところもありましたけれど、あまり気になりませんでした。

古い校舎はカビ臭くてミステリアスです。何かが起きそうな感じがします。

美しい映像で綴られる淡い恋物語のはじまりは、キラキラしていました。 やがて切ない気持になります。

初恋いうものは、両者に心変わりがなくても、なぜか消滅してしまうものです。 悲しく甘美なものです。




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ダークナイト

★★★★★バットマンとジョーカーの真っ二つに分かれる善と悪。両者とも鬼気迫る名演技で、いわゆるヒーロー映画でここまで深く感動するとは、自分でも驚きでした。

レイチェルとハービーが危機に陥ったシーンは、ブルースよりバットマンであることを選んだ男の悲劇。ハービーもまた、とんでもないことになってしまいます。

稀に見る善悪の戦いですが、ジョーカー役のヒース・レジャーの死により、もう対決が見られないのが残念です。

他の共演者もそれぞれ見せ場があり、盛り上がる映画でした。あまりにもよかったので、私は三回も観ました。



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画家と庭師とカンパーニュ

★★★★先日観た「ぼくの大切なともだち」も、この作品も、ダニエル・オートゥイユが主人公を演じています。 両方とも男の友情物語。

前回は人間関係に目が行きましたが、今回はまず美しい映像に心打たれました。 どのシーンも輝いていました。

年配男性の友情に生臭さが全くなく、好感が持てました。一緒に庭を眺めているだけで落ち着く関係。 すごく自然です。

ラストは友情の結実といった感で、悲しい中にもハッピーな気持ちになりました。

味わい深い作品で、映画っていいなぁーと思いました。

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12人の怒れる男

★★★★裁判員制度が始まろうとしている今、是非とも観ておかなくてはと思いました。

最初はただ早く終わらせて自分の日常に戻りたいと思っていた陪審員たちが、だんだん真剣になってゆきます。 突然責任の重い仕事をやらされて、ほとんど何の得にもならないなんて、うれしくはないと思うのです。

見知らぬ他人の事件でも、裁くのは人間。 裁判の訓練は受けていないのですから、どんな事件も、今までの人生経験で考えるしかないのです。 だからこそ、12人の男たちは自分の人生を振り返ったのでしょう。

私は裁判員に選ばれたら、真面目に取り組んでみようと思いました。
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マルタのやさしい刺繍

★★★★★感動しました。 高齢の女性たちが行動を起こすのです。立ち上がってみたら意外と簡単。 どうしてもっと早くやらなかったのかと思いますが、人生そんなものなのかもしれません。

保守的な村でのランジェリーショップ開店は様々な波紋を広げますが、彼女たちはどんどんパワフルになってゆきます。 もう何も怖くないのです。

素晴らしい映画でした。 観たら元気になりました。
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ベティの小さな秘密

★★★おませな少女のかわいらしいお話でした。

精神病院から脱走して来た青年、父と母の離婚話、それぞれお遊びでは済まない話であるのに、あまり深刻に見えません。

もう、これはファンタジーの世界で、ベティが絵本の中を散歩しているような感じなのです。

ラストに現実に引き戻されてしまいますが、少女の中にある「女」の部分は、物心ついてから死ぬまで、あまり変わらないものなのかもしれません。
 
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イントゥ・ザ・ワイルド

★★★★★青年クリスの魂の叫びが聞こえてくるような映画でした。

生真面目な思索の果てに死んでしまったけれど、本当に死にたかったのかは謎のまま。 心の求めるままに行動して、悔いはなかったのでしょうか。

自由を求める孤独な旅は長すぎない方がよいと思います。彼は2年でしたが、これが10年、20年と続いたら、哲学者になれるかもしれませんが、もはや、普通の世界には戻れないでしょう。 戻りたいとも思わないかもしれませんが…。

考えすぎると何が何だか分からなくなるだけの私は、クリスの思考レベルではありませんが、彼の行動には共感できるのです。
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地球でいちばん幸せな場所

★★★孤児の花売り娘が自分の居場所を求めて頑張る姿が微笑ましく、応援したくなります。

貧しくても孤独でも、たくましく明るいのです。自分の幸せは自分でつかまなくては。 遠慮なく突き進む姿は見習うべき。 何事も前向きパワーが大切ですね。

飼育係のお兄さんと、美人フライトアテンダントのお姉さん、彼らの関係も、普通ならあり得ませんが、求めるものが一致したということでしょう。 大事なのは豊かな暮らしではなく、豊かな気持ちなのです。

ほのぼのとした映画でした。
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おくりびと

★★★★★私は音楽を聴いていました。 本木雅弘が頑張っただけあって、やはり音楽にテーマが凝縮されているような気がしました。

だれでもいつかは死ぬのだと、当り前のことを認識します。

自分ではどうしてもできないことなので人に託すしかありませんが、納得のいく旅立ちをしたいものです。

山崎努、余貴美子、本木雅弘が演じる「おくりびと」側の世界と、その他の登場人物の世界はかけ離れた印象がありました。違和感があるのは仕方ないのでしょう。

この職業が忌み嫌われるように描かれているのも、一つには踏み込めない世界だからかもしれません。

しかし、実際には納棺師も人の子、人の夫、人の親。
仕事から帰れば普通の世界に戻るのです。

とてもよい映画でした。
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闇の子供たち

★★★★★決して名演技ではなくても、タイの子どもたちが一生懸命自国の問題を演じているのが痛々しかったのです。 彼らがとても頑張ってくれたおかげで、この映画を観ることができたんだと思いました。 撮影自体も大変だったのではと想像します。

一方、日本の出演陣はビッグな方々ばかりで驚きです。出演者に恵まれたのですね。 彼らのおかげで、この作品はマイナー映画扱いされなくて済むのではと思います。

いろんな問題を含んでいるので、考えることがたくさん出てきます。
「この映画を見たらそれで終わり」になるのは残念なことです。
後味はよくありませんが、観る価値はあったと感じました。







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敵こそ、我が友〜戦犯クラウス・バルビーの3つの人生〜

★★★こういう人物が長年のうのうと生き延びたことに驚いてしまいました。蛇の道はヘビと言いますが、よくもまあ、受け入れ先がたくさんあったものです。

世の中にはいろいろな考えの人がいますが、そのポリシーを全うするには、同じような考えの同志が必要なのでしょう。

戦犯も仕事だったからと言ってしまえばそれまでですが、長年自由でいた上に、結局は終身刑だなんて、ユダヤ人には納得できないことでしょう。


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ホット ファズ 俺たちスーパーポリスメン!

★★★★★面白いという評判につられて観てみたら、確かにケラケラ笑ってしまいました。こういうのって嬉しいですね。

よそ者には分からないコミュニティの謎。何だか本当にありそうなんです。閉鎖的な町ってものすごい秘密を抱えているのかも…。

ブラックな内容ながら、やっぱり笑えます。2回観に行きました。
posted by ゆい at 01:47| Comment(0) | TrackBack(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ぼくの大切なともだち

★★★★風来坊の私としては、胸につまされるものがありました。
知り合いは多くても、「本当の本当の友だち」なんていったい何人いるでしょうか。

友だちがいないことを認めてしまうのは悲しいので、つい見栄を張ってしまう主人公。
友だち作りに協力する運転手も、実は見栄を張っていた。

実に滑稽で哀しく、ハッピーな物語でした。

posted by ゆい at 01:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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